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毛嚢炎とは?
毛嚢炎(もうのうえん)とは、細菌感染症の一種です。
脱毛時に毛根を破壊する事で、破壊された毛根や周辺の細胞を外に出そうと免疫反応により毛根が炎症を起こし毛嚢炎となります。
年齢・性別・肌質
■20代後半
■女性
■肌質:乾燥肌で、皮膚が薄いです。ニキビは生理前にたまに出来ます。
顔の脱毛は鼻下を数回、全身の医療レーザー脱毛を受けた際は、肌調子に変わりなかったです。
施術から毛嚢炎判明までの流れ
当日 :顔全体の脱毛を施術
2日目:施術部位からいつもより皮脂が多く分泌され、顔全体がテカテカ・白ニキビが複数できているのを発見
3日目:赤い炎症を起こしたニキビ出現・テカテカ継続
4日目:3日目の症状が継続していたので、保湿と炎症を抑える目的で手持ちのシートマスクを冷やして使用
~
6日目:肌調子が良くなる気配が無い為、施術を受けた医院へ連絡し毛嚢炎が判明。
クリニックへの連絡方法
電話、メールどちらもOKですが、症状の確認がスムーズに取れるので電話での連絡がおすすめです◎
クリニックより確認されること↓
・いつから出始めたのか?(照射後からずっと?施術何日後に出始めたのか?)
・症状が出いている箇所や個数
・かゆみ、痛み、赤みなどはあるか?
・もし薬(ロコイド軟膏)を渡されていたら、薬を使用したか?
上記を確認し、必要があればクリニックで診察をおすすめされます。(診察時間は約30分)
私は連絡を入れた時点でもらっていた薬を使用していなかったので、使用し様子を見ることになり受診はありませんでした。
どの程度でクリニックに連絡すべきか
私はどの程度肌が荒れている状態でクリニックに連絡すべきか、『施術してもらった事が原因の肌荒れじゃなかったら悪いな…』と思い中々連絡しませんでした。
それをスタッフに相談したところ、下記の返事をもらったので同じようにお悩みの方の参考になりましたら!
“迷ったら相談のご連絡をいただいて大丈夫です。それが脱毛とは関係のない症状だったとしてもご相談に乗らせて頂きます。
もしお渡ししている薬があり薬を塗ってみて、3日程で治ってくるようであればそのままでいいと思います。
ロコイド軟膏を使って悪化する場合は他の感染症の疑いがありますし、悪化はしないけど3日使っても治りが悪ければもっと効き目の強い薬を使う必要があります。”
毛嚢炎の治療
初めての脱毛後はあおばクリニックでロコイドというステロイドが入った塗り薬を、副作用が現れたら塗る為にもらいます。
私はステロイドは副作用のある強い薬というイメージがあり、使うことをためらっている内に症状が悪化しましたTT
症状が出た際はすぐにロコイドを塗り改善が見られない際は抗生剤の服用の治療となります。
ロコイドの塗り方
①“人差し指の第一関節に出した量で手のひら2枚分に塗り伸ばす”が正しい量となり、本当に薄くてOK
②ぐりぐり塗りこまない。患部に軽く置くようにつける
③夜入浴直後、朝洗顔直後の1日2回
③症状が完全に治るまでは毎日連続で使用する(塗ったり塗らなかったりはよくない)
④3日間使用しても治ってこない、または悪化する場合はクリニックへ要連絡
⑤日中の使用もOKですが、軟膏の油分に紫外線が吸収されやすいので、洗顔後、まず患部にロコイドを塗って5分程経ったら油分を軽くティッシュオフし、その後ふつうにスキンケア、UVケア、メークをすれば外出も問題無し。
ステロイドを塗って1週間経過しても良くならない際は、抗生剤の服用も検討するので受診が必要とのことでした。
抗生剤の服用となった場合の費用
診察代は無料、お薬が処方された場合のみお薬代が必要とのことで、抗生剤については、処方されるお薬の種類により異なりますが、7日分で800円~1200円程。
塗り薬が処方された場合、1本300円~500円程となることが多いようです。
ロコイドを塗り始めてから治るまでの期間
ロコイドを塗り始めて1週間ほどで毛嚢炎はすっかりよくなり、普段の肌調子を取り戻しました。
また、幸い毛嚢炎が発生していた箇所も色素沈着は残らなかったです◎
ステロイドについて
私はステロイドに抵抗があり、もらっていたロコイドをすぐに塗らなかったのですが、“炎症を長引かせている方が色素沈着などのリスクが高くなり、後々大変になることがある”そうで…反省です。
スタッフにロコイドと、ステロイドについて詳しく聞くことが出来たので、私のようにステロイドに抵抗のある方に是非参考程度に読んでほしいです!
ステロイド(ロコイド)の効果
・ロコイドはステロイドの塗り薬の中で作用が穏やかで弱いもの(顔は薬の吸収が良い為弱い作用のもので十分)
・ステロイドは免疫反応の抑制をする
副作用
・皮膚が薄くなる
・免疫機能を抑えることで、にきび、ヘルペス、カンジダなどに感染しやすくなる
※ステロイドは長期大量に使用した場合は副作用がでる可能性があますが、毛嚢炎の治療の為の使用は短期間となる為、正しい使い方をすれば副作用の心配はほぼなし
毛嚢炎になった後の脱毛について
Q.毛嚢炎の症状がある状態で次回の脱毛は可能?
A.
脱毛の周期が来ても毛嚢炎が治まっていない場合は施術は受けられません。
毛嚢炎による色素沈着が残ってしまった場合は、色素沈着した部分は避けての施術となる為、広範囲となる場合は色素沈着が改善してからの施術がおすすめです。
Q.一度毛嚢炎となった場合、今後も脱毛を行う上で毛嚢炎となりやすい体質ということ?
A.
“はい。なりやすい体質ということなので、毎回症状の出る方がほとんどになります。絶対に症状を出したくない方は施術自体をお勧めしませんが、それでも脱毛されたい方にはなるべく症状が軽減されるように対処していきますのでご相談ください。
※レーザーによるアレルギーの疑いがある方は、施術をするたびに症状が重くなってくることがありますので、その場合は施術をお断りしております。”
Q.次回の脱毛後は症状が出ていなくてもロコイドを塗っておいた方が良いのでしょうか?
A.
“基本的には照射した日の夜になっても赤みが残っていたり、火照った感じがあったり、毛穴の周りが赤かったりニキビができていたりしたら迷わず塗ってほしいです。翌日も同様です。
顔に関しては、レーザーを当てると毛穴の皮脂が表面に出てきてニキビや毛嚢炎が起こりやすいです。
背中も皮脂腺の多い箇所なので出やすいです。
過去に毛嚢炎の症状が出たことがある人は、脱毛した当日の夜だけ予防的に薬を塗ってみてもいいかもしれません。”
脱毛の効果
脱毛後に毛嚢炎となってしまい、肝心の脱毛の効果をまめに経過観察するのをすっかり忘れてしまいましたが、脱毛して2週間ほどで毛が抜け始めました。
明らかに除毛の回数が減っているのと、洗顔時に手触りがすべすべして気持ちいいです。
また、毛がなくなったことで肌がワントーン明るく透明感が出ました!!!
次回も毛嚢炎のリスクはありますが、毛嚢炎となった場合は大人しくもらった薬を塗ろうと思います。
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