医療レーザー脱毛後に毛嚢炎になってしまいました…
最初は毛嚢炎をニキビと思い、ニキビ用のケアをしていていつまでも良くならず、しかも悪化していく!クリニックに相談して毛嚢炎と判明し毛嚢炎のケアをしたらすぐに良くなりました。
そんな、ニキビと見分けが付きずらい毛嚢炎について一問一答形式で深掘りしていきたいと思います。
毛嚢炎になってから治るまでのレポートはこちら⇓
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Q1.毛嚢炎の特徴は?
毛穴上に小さな赤いぷつぷつした炎症が出来た状態です。
真ん中に膿疱(のうほう)という膿ができることもありますが、ニキビでよく見られる芯がないのが特徴です。
脱毛などで毛根や毛根周辺の毛包がダメージを受け、傷ついて弱った毛穴に細菌が入り込み炎症を起こして毛嚢炎になることも・・。
また脱毛をした後は、毛は通常数日かけて自然と抜け落ちますが、表皮から抜け出せず埋没したままとなりそれが異物として炎症を起こすこともあります。
脱毛だけでなくカミソリ・毛抜きを使った自己処理も原因のひとつです。
Q2.毛嚢炎とニキビの見分け方は?
毛嚢炎
一見ニキビに似ていますが、赤いぷつぷつが広がったり広範囲にできる場合は毛嚢炎の可能性があります。痒み・痛みはある場合とない場合があります。
またニキビと違い、皮脂が少なく乾燥している箇所にもできることがあります。
ニキビ
ニキビは一般的に、炎症が無く皮脂が溜まってぷつっとふくらみのある白ニキビ⇒白ニキビが悪化して炎症を起こした赤ニキビ⇒さらに炎症が酷くなり膿を持った黄(膿)ニキビの順に悪化する事が多いです。
ストレスやホルモンバランスの乱れなどで皮脂量が増えて毛穴に詰まり、アクネ菌が繁殖して炎症を起こした状態です。
発症する原因 | 原因菌 | |
毛嚢炎 | 毛穴が脱毛などでダメージを受け、そこから菌に感染する | 黄色ブドウ球菌・表皮ブドウ球菌 |
ニキビ | 皮脂が増えて毛穴が詰まり、菌が増殖する | アクネ菌 |
このように発症する原因は異なりますが、見た目では判断が難しい場合もあります。
Q3.症状が出やすい施術はある?
医療レーザー脱毛のように、熱のダメージが毛穴や肌に加わる施術で出ることがよくあります。
Q4.治療方法・費用は?
医師による診察のもと、塗り薬や飲み薬が処方される場合があります。
費用は処方されるお薬の種類によって異なります。
(当クリニックでは診察料は無料です)
Q5.一度毛嚢炎となった場合、以降の施術でも症状はでる?
一度毛嚢炎の症状が出たことがある方は、以降も症状が出る可能性が髙いです。
肌質や体質による場合もありますので、詳しくはQ7、Q11も合わせてご覧ください。
Q6.症状が出やすい部位はある?
背中やヒザ下は特に症状が出やすい部位です。
他には、胸・二の腕・Vライン・Iライン・うなじ・顔・お尻・太もも・ヒジ下等に出ることもあります。
Q7.毛嚢炎になりやすい肌質はある?
・皮脂が多くニキビ肌、ニキビができている
・毛質が太い、毛量が多い
・乾燥肌
・アトピー肌
・汗をかきやすい
・脱毛後に赤みが出やすい
など、敏感肌の方や肌荒れしやすい方に症状が出やすい傾向があります。
Q8.施術後に毛嚢炎を予防する方法はある?
体を温めない
赤みや痒みが悪化する可能性があります。
入浴・シャワー・サウナ・飲酒・運動・マッサージなど血行が良くなる行為は全てお控えください。
クーリングをする
ご帰宅後は、赤みがなくても施術した部位全体を冷たいタオルなどで冷やしてください。
清潔に保つ
汗をかいたら放置せずに水で濡らしたハンカチなどで押さえ拭きをしてください。デリケートゾーンなど蒸れやすい場所も同様です。
シャンプーやボディーソープなどはしっかりと洗い流しましょう。
摩擦や刺激を加えない
肌をこすらないようにマッサージやスクラブの使用を控え、ジーンズなど硬い繊維の衣服、締め付けの強い衣服や下着、ストッキングの着用も避けてください。
Q9.どの程度の症状でクリニックにかかるべき?
まずは当院でお渡ししている塗り薬のロコイド軟膏(炎症を抑える)を使用していただき、3日程で治る場合はそのままでも大丈夫です。
3日以上経っても改善が見られない場合や、症状が悪化する場合はお早めにクリニックまでご相談ください。
※よく「ステロイドは副作用が心配だから塗りたくない」と抵抗をお持ちの方がいらっしゃいます。ロコイド軟膏はステロイド外用薬ですが、正しい知識をもって正しい使い方をすれば副作用の心配はほぼありません。薬を使わずに炎症を長引かせれば長引かせるほど、色素沈着などの肌トラブルにつながります。早めの対処が肝心です。施術後、ご自宅に帰られてから何らかの症状が出た場合は、お渡ししているお薬を必ず使用してください。
状態によっては診察にお越しいただく場合がございます。
Q10.炎症が治まる前に脱毛周期が来た場合は、施術を受けても大丈夫?
症状がさらに悪化する可能性がありますので、脱毛する箇所に炎症がある状態では施術をお受けすることができません。
毛嚢炎だけでなく、ニキビ・アトピー・虫刺され・カサブタ・傷跡などの炎症も同様です。
まずは肌トラブルをしっかりと治すことを優先しましょう。
Q11.体調によって症状が出ることはある?
毎日同じように見えても体調や肌状態は毎日違っており、その日のコンディションによって症状が出てしまうことがあります。
・風邪を引いている、体調がすぐれない
・疲労やストレスが溜まって免疫力が下がっている
・ニキビができていたり肌荒れをしている
・女性の場合生理中や生理前後でホルモンバランスが乱れている
このような場合には注意が必要です。
Q12.肌がレーザー脱毛の施術に慣れ、症状が出なくなることはある?
脱毛の回数を重ねても、肌が慣れて症状が出なくなるという事はありません。
慣れるといういうよりは、肌質や体質に影響されることが多いです。
また今まで全く症状が出た事のない方でも、急に出ることもあります。
Q13.症状が出た場合、自分で出来るケアは?
Q8の内容と同様になりますが、できるだけ肌を清潔にして体を温めないようにし、刺激になる行為は避けましょう。
また、症状が出ていなくても予防としてしてケアすることで、毛嚢炎が発症するリスクを抑えることができます。
まとめ
脱毛後に毛嚢炎が起きてしまうことは少なくありませんが、正しいアフターケアをすることで毛嚢炎の症状を抑えたり、発症のリスクを下げる事ができます。
それでも肌トラブルが起きてしまった場合には、そのまま放置せず早めの対処をしていきましょう!
毛嚢炎かもしれない・・?どうケアしたらいいんだろう・・など、対応に困った時は、まず一度クリニックまでご相談ください。
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